中国輸入で独立するメリットと注意点

今まで商売について、利益の求め方などを紹介してきました。では、今後の展開として副業のままでいいのか本業としていくのか独立までの話を紹介いたします。

■【中国輸入ビジネス】をする上での全体的なメリット
みなさんが知ってのとおり中国の市場は人口が示すとおり大きく展開されています。その為に、扱う商品数も大きいので、やりかたさえ間違えなければ商売としての大きなチャンスが待っているのです。

「中国輸入ビジネス」のメリットとはなんでしょうか?
◎商品価格が安く仕入れる事ができる。
中国から輸入する商品の仕入れが、低資金ですむことができますし、最初は副業として始めることができるので、商売のコツがわかれば、今後のビジネスの展開が見えてきます。

◎輸入代行業者に依頼すれば中国語の必要がない。
中国だけに限らず、アメリカやヨーロッパで商品を輸入するには、独自で買い付けにいったり電話で商談するにあたっても日本語が通じるとは限らないので、ビジネスの為の英会話が必要になってくるでしょう。

◎自宅でも手軽にはじめられる。
パソコンとインター・ネットがあれば、商品を買い付けや仕入れができるので、中国まで出向く必要もなく、店舗を用意しなくてもネット販売から始められるので手軽さが魅力です。

◎アメリカやヨーロッパに比べて輸送距離が短い。
輸入先が近いので、輸送にかかるコストや時間の短縮が見込めるので、流行にすばやく対応できるので売れ筋を早めに仕入れて顧客に受け渡しできるので、顧客にも嬉しいことです。

◎事業の拡大に外注する仕組みが整っている。
順調に商売がすすめば、事業の拡大も見込んだときに、人を雇って対応するのか、あるいは「外注の整備」を利用した委託によるビジネスも展開できます。外注依頼から商品の買い付け、輸入、Amazon販売までの自動化ができています。

■独立したらどんなメリットがある?
中国輸入ビジネスの独立のメリットと言われると、世の中そんなにうまくいくものではないと思ってしまいます。しかし、今まで「中国輸入ビジネス」について紹介してきたように、副業から始めて利益が見込めるのを実感したのであれば、次に目指すのは独立や事業の拡大にチャレンジすることです。

「独立のメリット」
◎自由な時間ができて事業に専念することができる。
副業では、商品の管理や売り上げの動向、商品リサーチなどに対する時間を要してきたはずですが、独立となると十分な時間ができるので商売を安定に導く行動がおこせることです。

◎一人でも、低予算でもはじめられる。
中国輸入の商品は単価が安く利益が高いので、回転資金が少なくて済むので最初に始めるビジネスとしては、おすすめであることです。

◎利益を独占できる。
独立すれば、規模を拡大することも自由なので、ビジネスが軌道に乗ればその分の利益は個人の物となります。そこから、次のビジネスチャンスが広がっていきます。

■なにが要注意ポイント?
これは、「中国輸入ビジネス」に限ったものではなく、全ての事業に通じることだと思いますが、ビジネスに「絶対」とか「楽に稼げる」などと思わないことです。独立にあたっての頭に入れるべき注意点を紹介しましょう。

◎生活資金は確保する。
副業として成功したからと言って独立して安定した生活が送れるとは言い切れません。ビジネスは、流動的なので安定させる為の努力や対策は必要です。当面の生活資金は確保しておく必要があります。継続できることが重要です。

◎継続の為の資金を確保する。
「中国輸入ビジネス」が低予算で始めることができるのは事実ですが、ビジネスとして続けるには、事業を継続するために「仕入の資金」や「代行業者」への支払い「Amazon」などへの手数料などは、常に用意できなければ継続できないでしょう。

◎リスクを常に意識する。
商品が売れなかった場合のことも考える。安売りするのか、輸入先を変更するのか、商売における考えられるリスクを想定して対策を考える事です。

■実際、独立した方が稼げる?
ネット・ビジネスの成功例を見てみると名を成した人達は、物販から起業した方が多いのです。今やその人たちは億以上を稼いでいます。コンサルタントの申し込み依頼だけでも大きな収入となるでしょう。よくテレビで有名人の講演会などの場面を目にしますが、1回の講演料だけで100万円単位で年に100回以上も行う人もいます。1億円かせぐ人もいるのです。そこまでいくには、才能や話術も必要なのでしょうが、ネット・ビジネスで成功させるには、物販による起業でチャレンジしたからなのです。「中国輸入ビジネス」には、多くのチャンスが広がっているのです。副業として成功したのならば、独立しても失敗することは、考えにくいのです。

「独立した方が稼げるのでしょうか?」

「せどり」や「転売」は利益率がよくて20%ぐらいでしょうが、中国輸入の仕入れは安いので利益率は40%以上を見込めるのです。これは、副業として始めている主婦の場合の例です。では、独立するとなると、会社としての場所や事務所は自宅で兼用できてしまうので、利益はすべてが「純利益」になるので、事務所や必要な経費がほとんどいらないので稼いだ分だけ儲けにつながるのは中々ないことでしょう。副業で成功する以上に利益を上げる機会が増えてくることでしょう。

■こんな失敗が起こりうる!
事業が順調に運んだならば言うことはないと思うのですが、成功ばかりではないので失敗例から学んでビジネスを成功に導く対策を考えましょう。

◎不良品やコピー商品
残念ながら、中国の市場では、不良品やコピー商品が出回っているので、仕入れ先や代理店には、ひとつに頼ってしまうとリスクが大きいことがあります。信頼できる輸入代行業者を選ぶことが成功のポイントでしょう。「商標権の侵害」「詐欺罪」にあたる可能性もあるので、商標登録を調べる必要があるでしょう。

◎オーダーメイドの検品や管理
オーダーメイドの取引は、直接的な取引なのでコスト面で安く見積もることができる反面、その工場が他と比べて優秀かどうかわからないこと。中国現地の商品に対する要望ができないので、やはり代わりに信頼できる輸入代行業者の助けが必要になるでしょう。不良品や雑な作りで販売してしまうと弁償だけではすみません。信用問題になります。

◎輸入が出来ても販売ができない
主に家電製品に対するものですが「電気用品安全法」や「消費生活用製品安全法」「電波法」に違反する恐れがあります。「PSE」マークなどの表示がないものは販売できないのです。中国製品には電波法にふれる製品があるので使用ができないです。また空輸できない商品もあるので「化粧品や液体類など他」虚空会社による規制対象となる場合があります。

全ての注意点において現地の代理人や代行業者の信頼や能力に頼ることが大きいものなので成功させるためのポイントには欠かせないものとなります。

■会社・個人での違い
海外からの輸入に関して「個人輸入」と「商用輸入」に分別されます。大きな理由としては関税の対象となるかの違いがあります。

◎「個人輸入」には優遇措置がある。
課税対象の計算=(現地の小売価格✖0.6)✖関税率

◎「商用輸入」の課税対象
「商用輸入」は会社としての輸入になりますが関税に対する優遇措置はありません。
課税対象の計算=(卸売り価格+送料+保険+経費)✖関税率

個人輸入」と「商用輸入」は仕入れの量にも関係してきますが少なくとも2倍以上の差がでてきます。輸入量によっては大きな関税額になります。分別する判断はケースバイケースによるもので、正確な決まりはないようです。ただし、「商用輸入」を「個人輸入」として行うことは脱税の対象となるので注意しましょう。

他にも呼び方によって「小口輸入」「大口輸入」「法人輸入」などありますが、基本的に販売を目的とするものは全て「商用輸入」となります。商売をするならば関税も支払うことが必要なのです。

◎会社員と個人事業の場合
同じ個人でも所得の申告の違いがあり、会社員としては、「給与所得」として申告しますが、個人事業の場合は、「事業所得」として申告します。

・会社員の申告は:給与所得=給与収入-給与所得控除
・個人事業の場合:事業所得=事業収入-必要経費

事業として始めた場合には事業所得や青色申告についても理解すべきでしょう。

■独立に対する、向き不向き
独立する場合のメリットは、誰にも指示されずに自分で全てを決めること。事業の成功は全て自分に返ってくること。利益は自分のもの。デメリットは、事業の失敗は自分自身の責任である。会社の資本は全部個人負担。信用問題が薄い。などなど。では、向き不向きとは…

◎独立に向く人とは
会社勤めのようにバックアップがなくてもやっていける自信のある人。いろんな問題に対して処理できる、考えることができる。メンタルの強い人。実行力のある人。

◎独立に向かない人とは
自分の判断に責任が持てない人。物事を決めつける頭の固い人。決断力、判断力に乏しい人。独立することに他人をあてにする。成功する秘訣に頼る人。などなど。

独立に向いているかどうか不安をもっている方には、向いてないとしか言いようないです。独立するという意思や、「独立した」と言う実行力こそが始まりなのです。会社勤めが嫌だからとか楽して儲けたいなどは理由にはなるでしょうが向いているかは気持ちの問題でしょう。自分で全てを切り開いていく意思の強さが必要となります。

中国輸入で独立するメリットと注意点などを紹介してきましたが、ビジネスチャンスが存在するのであれば、副業から始めてから独立しても遅くはないのです。独立や成功には実行力と強い意志さえあれば可能なことではないでしょうか。

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